秋の花

九谷焼の一輪挿しを使って飾る実物・プチトマトのような〜ハナナス〜

michiyo

皆さんのお家にずっと眠っている花器はありませんか?

昔は、どこかの竣工記念とかで花入(花器)や器が配れるることが多くあったように思います。

我が実家にもそんな花入がありました。20年近く前に実家の押し入れにずっと眠っていた九谷焼の『一輪挿し』を見つけました。

箱から出しては、また片付けるを繰り返していた一輪挿しだったのですが、今回はそれを使ってハナナスを生けてみました。

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ライトグレーの一輪挿しにハナナスの一種生けです。

ハナナスとは

ハナナスは主に秋に出回ることが多い花材です。

アカナスと言われることもあり、私が初めて花材として出会った時(茶華道教室に通い始めた40年ほど前)はイガナスと教わりました。

和名、通称、地区によってや、昔だと人伝えで名前が違ってくる事もある様ですね。

実は堅く食べることは出来ず、観賞用です。

実は緑からオレンジや赤色など色の変化を楽しむことが出来ます。

ドライフラワーにして楽しむこともできる花材です。

実がたくさん付いてボリュームがある部分は花器の口近くにして、茎の先に1個だけ実が付いている枝を高く挿しました。

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花入(花器)

  • 九谷焼一輪挿し

色の濃い花材を使うときは、優しい色の花器を使うと色の濃淡の調和が取れると思います。

今回のような生ける花が個性的な形や作りのものは花器はスッキリしたものにするとバランスが取れると思います。

最近は、昭和レトロブームで眠っている花入がフリマアプリに出展されていたり、また見直されていることもあって眠っている花入を使い花を飾って楽しんではいかがでしょうか。

生けるときのポイント

実がたくさん付いてボリュームがある部分は花器の口近くにして、茎の先に1個だけ実が付いている枝を高く挿す。

眠っている花入があったら一度手元に置いて、いろんな花を生けてみるのもいいですね。

いろんな花材を使って季節のお花を楽しむ方法の一つにお花のサブスクがあります。

これを使って生ける楽しみと一緒に、どんなお花が届く楽しみも味わうことが出来ますね。

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長年自宅で茶華道教室をしていました。その経験を活かし『気軽にお花を楽しむ』事や、休日に出掛けた『花のある景色』をご紹介していきます。
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