冬の花

ギンコウバイとスプレーバラで簡単クリスマスツリー風アレンジ

michiyo

クリスマスが近づいてくると『ツリーをいつ飾ろうか』『どんな飾りをつけようか』など話題にしたり考える機会が出てきますね。

クリスマスの準備にはまだまだ時間があるこの時期ですが、今年のクリスマスは手作りのクリスマスツリー風のアレンジを作ってみてはどうですか?

まずは、クリスマスによく使われる花材の紹介です。

クリスマスによく使われるグリーンの花材

  • ヒムロスギ
  • ヒバ
  • モミブルーアイス
  • ヒノキ
  • ギンコウバイ

クリスマスアレンジに使うグリーン花材の中ではヒムロスギヒバがよく使われますが、今回はグリーンの花材の中からギンコウバイを使います。

ギンコウバイとは

葉の形は楕円形の艶があって小葉の枝物、ユーカリに似た芳香がある。『ギンバイカ』とも呼ばれることもある。英王室のブライダルにも使用される伝統もあり、英名は『マートル』と言われ、愛や幸せ喜びを象徴するともされている。日本ではこの時期にあまり多く使われませんが、欧米ではクリスマスのアレンジやリースにも使われる枝物です。

このギンコウバイと赤いスプレーバラを使ってクリスマスツリー風のアレンジを作ってみました。

花材(使用した花の名前)

  • ギンコウバイ(ギンバイカ)
  • スプレーバラ

ギンコウバイ(ギンバイカ)

ヒバやヒムロスギに比べて枝が硬く枝分けをして長さが短くなってもアレンジ用のオアシス(吸水スポンジ)に挿しやすい利点があります。好みもありますが、ユーカリに似た芳香があり生のお花の良さも感じられます。

スプレーバラ

小さいバラの花がいくつも付いているので、枝分けすることで一つの作品の中にたくさんの紅いポイントを作ることが出来、ツリーらしさを演出できます。(ツリーの大きさを考えると他の花で代用する場合もスプレータイプの花の小さいものをお勧めします。)

使用した花資材

  • 円錐形のオアシス(吸水スポンジ)
  • 土台の陶器

円錐形のオアシス(吸水スポンジ)

円錐形のオアシスはツリーの様な形で販売されています。大きさの種類もいろいろあり多くは円錐の高さで表記されています。大きさを選ぶ時に注意したいのは予定の出来上がりの大きさより小さめの物を選ぶ事で、実際に花を挿すと全体が大きくなるからです。

また、ドライフラワー用の物もあるので生花用の物を使ってください。もし、それだけで購入するのは・・・という時は四角いブロック型のオアシスをカッターナイフで円錐にカットしてもいいですね。

土台の陶器

土台の陶器はIKEAで購入した鉢カバーです。底に穴の空いていないタイプの物を使用しています。色は花材のグリーンと紅を引き立てる白色にしました。

他にIKEAの鉢カバーを使ったアレンジ

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アレンジを作る時のポイント

  • オアシスのカット
  • 花材の向き
  • 土台とのバランス

オアシスのカット

このアレンジには円錐形のオアシスを使っていますが、円錐のてっぺんの部分は少し平らにカットしてあります。元の形のまま花材を挿していくとてっぺんの枝だけが吐出した形になってしまうからです。

花材の向き

始めにギンコウバイをオアシスの先端の切り落とした平らな部分の中心に枝を一本挿し、鉢からの下の部分との間を少しずつ斜めに倒しながら繋げて行ってツリーの形にしていきます。

ギンコウバイはオアシスに対して、木に葉が生えている様に下から挿してあり、葉の向きは一定にしてしまうと立体感が出にくいのでいろんな方向で挿してあります。

スプレーバラ自体が立体的なので真横に挿すと飛び出たようになるので、ギンコウバイの流れを壊さない様に下向きに挿してあります。

土台とのバランス

ツリーをイメージしたアレンジなので花の部分は土台の鉢カバーより少し大きめに作りました。

同じ2つ花材で半円形のリースを使ってアレンジも作りました。

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長年自宅で茶華道教室をしていました。その経験を活かし『気軽にお花を楽しむ』事や、休日に出掛けた『花のある景色』をご紹介していきます。
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